耳たぶの柔らかさ 舌に含んで 背中に浮き出た衝撃 癒される前に 擦れ合う瞼のしずく
脳内電波 はじき飛ばして 食虫花 心の限り 引きちぎってでも たまらない肩の味
隙間から忍び寄る 声なき声と 息苦しい紅い空に 浮かぶのは 爪の気まぐれ
無数の手に増殖する 薔薇の花びら 拾い集めて 甘い喉 指でなぞれば 羽の欠けた聖なる星 瞬いている