ふにゃける



ほっぺにガブっと噛みついて
片目をつぶって灯りを見れば
ちよこれいとぐりこのおまけ
突

き

落
と
し
た.....   悲鳴もあげない
髪に埋めた顔無心に襟裳岬で
忘れちゃうから現れないでね




                  だってどうしてもそうだから
         何が何でも終
              わ
                   
                 

               り

                                  は
                  嘘つきは嫌いって言ったのに
         ぐりこをはさみで刻んだ罪は
         消えない消せないいつまでも
         蝶々になりたいと濡れたのに


            

                 細めた窓につっかかってまぁ
                                  痣だらけにまたムチふるって
                 光を食べたいと
                                              這い

                          
                                                ずり

                                                    回    り

                 骨抜きのひたひたぼやける腕
                 宙を舞っては錆びた切っ先で
                 ふにゃけてなま暖かく消えた




MASOO IIMURA 13:41 8.10.1997 改稿



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