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("詩のノートの冒頭の言葉" 真朱19歳当時) 私はずっと私ではあっても、日々、変わっていく。 今、例えば15の頃のを見ると、こんなに綺麗ごとじゃないよと思ったり、 他のある詩ではよくここまで すごいことを書いたと思うものもある。 私にとって詩は自己表現の一つであり、瞬間を切りとった断片のようなものだ。 同じものは二度と出 来ない。だからこそ、取っておきたいと思うのかもしれない。 作った自分さえ、作り終えたなら、その 詩にぴったりと自分の感情を重ねることが出来なくなる時もある。 それが、自分が成長していくこと、日々、様々なことを考えていくことであるから、 仕方ないのかもし れないが、何か胸の奥のとても綺麗で大切なものを 失っていっている気がして、忘れたくないのだ。 自分を捜して生き続けているし、これから詩を書いていっても 自分という言葉がたくさん出てくるだろ う。 そういう意味では描く世界はすごく狭いのかもしれない。 しかし私は今まで生きていて、出会ったすべての人々、出来事に影響を受けていると思う。 何か心の 中で動くものがあったり渦まいているものがあって初めて、 言葉となって紙の上に現れるのであるか ら。 自分の詩に関してけっして上手だとは思えない。 本当はこの心の情熱をもっと上手に表現したいの だ。 人が読んで何か感じてもらえるのだろうかと不安になる。 でもどんな詩でもやっぱり自分である と、実体験でなくても、 自分以外の何ものでもないと、それだけは自信を持って言える。 言葉はなまものだ。私は新鮮なうちに一つにまとめたいのだ。 もう少しで20才になる。その前までに 形にしておきたいのだ。 |
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【うっすらなでしこ】 記憶の底 髪 絡ませて 空中の細胞 味わってみる 誘っている原色 堕ちていきそう 日向ぼっこして クラゲのふわふわと 手をつなぐ 碧の上 大の字がいいね 二人 溶け合えば うっすらなでしこ MASOO IIMURA 8:07PM 12.8 1996 |